不動車でも買取してもらえる?

事故や急なトラブルに遭い車が動かなくなった、いわゆる「不動車」は、そのまま放置せず必ず専門業者に買取を依頼しましょう。動かない車でも自動車税を支払う義務があるため、放置しておく期間が過ぎるほど損失は大きくなります。不動車や事故車を専門とする買取業者に依頼することで、ディーラーや買取専門店より高値がつく可能性があります。また、査定額0円でも廃車手続きの費用もかかりません。今回は不動産を処分する方法を詳しくお伝えしていきます。

不動車とは?

不動車と事故車は別物

不動車と事故車の定義は混同されることも多いですが、実は両社はまったく別物として扱われます。不動車とは文字通り「動かない(動かせない)車」のことです。ただ、不動車に明確な定義は存在せず、経年劣化などでバッテリー切れとなった車や、エンジンが故障した車、事故や水害に遭った車など、基本的に動かなければそれは不動車です。では、事故に遭って動かない車は「不動車」となるのか、それとも「事故車」どちらで扱われるのでしょうか。それは「修理の経歴」によります。実は、事故車とは「事故を起こした車」のことではなく、「事故によって基幹部分を修復した車」という定義があります。そのため、正確には「事故車」という呼び名は正しいわけではなく、自動車業界では「修復歴車」と呼ばれています。車の基幹部分とは以下の通りです。

修理歴に該当する自動車部分

  • フレームなど車の骨格部分にあたるフロントクロスメンバー
  • ラジエターコアサポート
  • フロントインサイドパネル
  • フレーム
  • ダッシュパネル
  • ピラー
  • ルームフロアパネル
  • トランクフロアパネル
  • ルーフパネル

仮に上記の部分を修理・修復した場合、その車は「事故車」として扱われます。一方で、事故などで修理を施していても、上記以外の部分が該当する場合は事故車ではなく「中古車」となります。そして、中古車の中でも車が動かなければ、それは「不動車」ということです。

不動車でも自動車税は必要

車が動かない場合、そのまま放置しておくことはおすすめしません。たとえ不動車でも、毎年4月1日に必ず自動車税を支払わなければならないからです。修理しても動く確証のない不動車は、できるだけ早めに処分することをおすすめします。不動車を処分するには「買取」か「廃車」の選択肢がありますが、車を廃車することで自動車税の還付金が受け取れます。また、還付金で受け取る金額を増やすには、できるだけ早めに廃車する方がお得です。

不動車を買取してくれる業者は?

ディーラー

不動車を売却し、その利益を得ることもできますが、もともと不動車は価値が低いこともあり利益額が少ないケースが多いです。特にディーラーは新車や中古車などを専売しているため、不動車買取のノウハウがほとんどありません(引き取りは可能)。そのため、ディーラーでは価格がつかなかったり(査定0円)、逆に廃車用の手数料や引き取り手数料、車の解体費用などが発生することもあります。ディーラーで不動車を処分(廃車)する場合、上記の手数料を合わせて約3~7万円ほどの費用がかかることが多いです。下取り0円の場合は損でしかありません。

廃車買取業者/事故車買取業者

不動車を売却する場合は、ディーラーより廃車専門の買取業者や事故車専門の買取業者をおすすめします。これは不動車だけではなく、事故車にも当てはまります。ディーラーでは不動車や事故車を買取り、そのまま転売(もしくは廃車)しようとしますが、廃車買取業者などは車のパーツごとに分解したり、海外に輸出する販路を持ちます。そのため、廃車買取業者では、車単体の価値ではなく、パーツごとに価値を算出するため不動車や事故車であっても売り値がつくことが多いのです。また、仮に値段がつかず廃車扱いになった場合でも、ディーラーのような手数料をとられるわけではありません。廃車手続きから解体費用、引き取り費用まですべて無料で行ってくれる専門業者がほとんどです。

買取専門店

買取専門店はディーラーと似ていますが、少しだけ異なる点があります。ディーラーは新車や中古車を販売しているため、車の下取りとともに新しい車へ乗り換えることで、割引や手数料無料などのサービスを提供します。一方、買取専門店は車の販売は行っておらず、その代わり買取専門で他社よりも見積もり価格が高い特徴があります。しかし、不動車や事故車を売る場合、ディーラーと同様に買取専門店はおすすめできません。不動車や事故車ではほとんど買取価格がつかないばかりか、廃車手続き手数料や引き取り費用なども発生するからです。

不動車ケース別オススメ買取業者

何年も放置しエンジンが始動しない⇒廃車・事故車専門買取業者

不動車にも様々なタイプがありますが、完全にエンジンが始動しない場合は、ディーラーや買取専門店より廃車・事故車専門の買取業者を利用しましょう。不動車を何年も放置し、多少の修理では直らない「完全な不動車」は、ディーラーや買取専門店では価格がつかないことも多いです。廃車・事故車専門買取業者では、パーツごとに査定を行うため、不動車でも価格がつく可能性があります。

簡単な整備でエンジンが始動する⇒買取専門店

仮に車が動かない場合でも、簡単な整備を行えばエンジンが始動するというとき、不動車としては扱われません。また、基幹部の修復歴などもなければ中古車となるため、買取専門店に査定を依頼しましょう。中古車扱いであれば、買取専門店がもっとも高額な買取金額を提示してくれる可能性が高いです。

事故で不動車になった⇒廃車・事故車専門買取業者

事故によって完全に車が動かなくなった場合は、廃車・事故車専門の買取業者を利用しましょう。このケースは不動車扱いとなるため、ディーラーや買取専門店では査定価格0円ということも珍しくありません。

自動車税の還付金が受け取れるか要確認

不動車として価値が低く、まったく売り値がつかない場合は廃車を検討します。廃車にもメリットがあり、自動車税の残り期間分が還付金として戻ってきます。しかし、業者によってはその還付金が受け取れないこともあるので注意してください。たとえば、ディーラーや買取専門店では、廃車による自動車税の還付金が廃車手数料や引き取り費用に含まれていることがあります。この場合、もともと受け取るはずだった還付金を業者に支払うという、まったくお得にならない事態に陥ってしまうのです。廃車・事故車専門の買取業者は廃車手数料も不要で、なおかつ確実に自動車税の還付金が戻ってきます。ただし、悪意のある業者と契約しないよう、事前に企業の実績や口コミ情報などを調べておくようにしましょう。

車検証を用意して高く売る

  1. 車種
  2. 年式(初度登録年月)
  3. 型式
  4. 車検の満了日(有効期間の満了する日)
  5. 排気量
  6. 走行距離(メーターの確認)
  7. 外装や内装の状況(傷や凹みはないか。ボディーカラーなど)
  8. 自走可能か?(バッテリー上がり・エンジン故障などはないか?)
  9. ミッション車/オートマ車

不動車をできるだけ高値で買い取ってもらう方法として、車検証が役立ちます。車検証には上記のように詳細な情報が記載されており、そうした詳しい内容を伝えるほど、買取価格が高くなることが多いです。査定員としては、査定時の情報が不明瞭なほどリスクを考慮し、買取価格を低めに見積もることもあります。

不動車買取の必要書類

普通自動車

自宅で用意できるもの

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • リサイクル券
  • 実印
  • 身分証明書のコピー

市役所で取得するもの

  • 印鑑証明書
  • 住民票
  • 戸籍付票
  • 戸籍謄本

廃車買取の業者に提出するもの

  • 譲渡証明書
  • 委任状

軽自動車

自宅で用意できるもの

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • リサイクル券
  • 認印 ※普通自動車の場合は実印ですが、軽自動車の場合は認印でも構いません。
  • 身分証明書

廃車買取の業者に提出するもの

  • 申請依頼書

手間と時間をかけたくないなら「廃車買取業者」

不動車は、車が動かないといって右から左にポイっと処分できるわけではありません。もちろん事故車も同じで、廃車には複雑な手続きと、それに伴う高額な費用が必要です。ディーラーや買取専門店に不動車を持ち込むと、3~7万円の手数料が発生するのもこのためです。しかし、廃車買取業者など専門業者であれば、廃車にかかる手数料も不要ですし、手続きのほとんどを代行して処理してくれます。そのため、廃車にかかる時間や手者解消となり、お金以外のコストまで節約できることになるのです。また、廃車買取業者の諸手続きも、電話やメールで申し込めば後は指示に従って簡単な処理を行えばよいので、手軽に済むということも大きなメリットでしょう。不動車を放置しておくと毎年自動車税がかかり非常に損をしているため、すぐにでも廃車買取り業者に相談してみてはいかがでしょうか。